優しさは厳しさの衣を纏ってやって来る

脳出血で倒れ病院のベッドで動かない身体を横たえている時に、
見舞いに来たその女性は突然言った。

「退院しても会社経営をやるんでしょ。
だったらさっさとベッドから起きて、病院中を歩きなさい。
廊下も階段もトイレもキチンと手摺りがあるし、
周りは皆プロだから転んだって大丈夫よ。
寝てていいことなんかひとつも無いのよ…」

半ボケの頭で厳しい事言うなぁ〜、動けねぇーよ。
とボーッと思った。

しかし、それから6年後の今は出来る事は
健常者の3倍やるという方針の元、
(俺は半人前なので0.5×3=1.5 これでやっと人並みです)
ヨロヨロ、キビキビ仕事をしているが、

多くの見舞い仲間の言葉
「がんばりすぎたんだから今は神様が休めと言ってんだから休めよ」
という甘い神様のささやきは何の役にも立たない。

前記の女性の言葉こそ、俺を奮起させる本当の優しい言葉である。
そして、その雄々しい優しさを俺に投げつけてくれたのが、
我が師の奥様その人であった。
「アッコさん、見ていて下さい。俺はどこまでもどこまでも歩き続けますよ」



脳出血社長のWiLLテーマに一言

株式会社金剛 社長 遠藤伸一