メインキャラクター
WiLL編集室には、謎の異次元ゲートが設置されていた。誰がそんなことをしたのかってことは、また別の話としよう。
その向こうの異世界からWiLL編集室に迷い込んできたワンコだったが、編集長は、普通の迷い犬だと思ってお世話をしていた。
編集長は「進撃の巨人」のファンだったので、ワンコは「エレン」と名付けられた。向こうの世界ではエレンコスと呼ばれているのだが。
ここで作者のちょっと余計なリアル話をしよう。エレンは実在の編集長のワンコをモデルにしている。フールにワンコはつきものだからだ。私は「進撃の巨人」を全く知らなかったので、最近ちょっと調べてみたら驚いた。私がこの物語でエレンの母親を苦しめた元凶と設定していたのはまさに「進撃の巨人」と同じ「タイタン」だったからだ。WiLL編集長とは、こういう不思議偶然がよくおこるのだ。だから、エレンという名前でつながる有名なマンガをパクったなどとは思わないで欲しい。
エレンはフールと運命の再会を果たし、フールと共に母親の待つ異世界に戻ることになる。
果たしてフールとエレンとの間にはどんな秘密があるのやら?